子供治療の必要性:その1
子供は、生まれたときから様々な衝撃を受けながら成長していきます。
その衝撃は、身体にたくさんの障害を与えます。
幼いころは、神経細胞が未熟であまり痛みを感じませんが、そのまま放置してしまうと、後々身体の歪みや痛みを引き起こします。
1番目の障害
出産時
赤ちゃんが産道を通る時に多大なストレスを受けます。3500グラムを超える様な赤ちゃんは、引っ張り出す時に首にストレスを受けます。これが初めての頚椎障害です。
2番目の障害
0~1歳児
「タカイ、タカイ」をしてむち打ちを起こしたり、抱いている状態から暴れて落ちそうになり、むち打ちを起こしたりします。
3番目の障害
1歳児~
つかまり立ちのころ尻餅をつく椅子から落ちる、自転車で転ぶなど沢山の衝撃により頚椎、頭蓋骨、骨盤、肩などに障害が起こります。
今後起こりうる障害
- 腰痛など、各関節の痛み
- 頭痛
- 肩こり
- 関節可動域の低下
- 姿勢不良
- 自律神経障害(睡眠障害・冷え・むくみ・不便・低体温など)
- 運動機能障害
- 手足のしびれ
- 柔軟性の欠如 etc
子供治療の必要性:その2
赤ちゃんが生まれてから、立ち上がり自ら歩行をスタートする間に全身の運動機能が発達します。
赤ちゃんが行う一つ一つの動作には意味があり、生活していく上で必要不可欠な身体の機能を本能的に作り出しています。その段階が欠落すると、姿勢の歪みや運動能力の欠如が引き起こされます。
運動能力チェック
- ■立ち幅跳び(両足踏切、両足着地)できる / できない
- ■的にボールを当てる(2m)できる / できない
- ■スキップできる / できない
- ■ドリブル(ボールをつきながら走る)できる / できない
- ■片足立ち 10秒できる / できない
- ■縄跳びできる / できない
- ■長座(背筋を伸ばして)できる / できない
- ■前転できる / できない
- ■キャチボール(2m)できる / できない
- ■反復横跳びできる / できない
- ■その場で1周ターンできる / できない
一箇所でも「できない」にチェックがついたら、成長過程における段階が欠如している可能性があります。
一度受診して、脊椎や各関節の動きをチェックすることをお勧めします。